看護師のお仕事について>いよいよ実習。その先にあるものは准看護師免許取得

学校は、２年生になると臨床実習が入ってきます。
実習に出て、病棟で受け持つ患者さんがいても、
看護展開無しで、付き添いし、お話しを傾聴するだけでした。
その聞いたお話は、毎日の実習記録用紙に記入していました。
実習記録用紙は、毎日病棟の実習担当の看護婦さんに渡します。

その内容は、時にはお昼休みに実習担当者の看護師だけでなく、色々な看護師が目を通してくれていました。
私たちが毎日お話しを聞いて、看護師は日々忙しく業務をこなしているだけなので、
この実習生の患者さんと話しをしただけの感想レポートが、看護師達には評判が良かったように思います。
准看護婦学生は、患者さんと深く関わる事が出来ません。
それは、准看護学生が、看護師と同じ勉強をしていないからです。

トントン拍子で試験も終わり、私は晴れて、准看護婦免許を取得しました。

新人ナースのための社会人マナーブック
このマナーブックを読んで、新社会人としての知識を身につけて、仕事に行っていました。
とても参考になる本です。

病院での仕事が始まります。
今まで学生気分が抜けない私は、初心者マークも付いていない白衣を着て仕事をする事になったのです。
准看護婦は、最低限の知識しかありませんから、患者さんの問題点を立てる事も出来なければ、
解決策も見出せない・・、その程度の准看護婦免許です。
でも、医師と看護師の指示で動き、もちろん、看護師と同じ仕事もします。
決定的に違うのは、勉強して来た内容です。
試験も、地方試験か国家試験かにより違って来ます。
准看護師とは、地方試験を合格してから免許を頂けます。
看護師とは、国家試験を合格してから、厚生労働大臣から免許を頂きます。